聖書の読み方

目次

神の祝福をもたらすもの

聖書は、どのように学べばよいのでしょうか?

聖書が与えられた目的は何でしょうか?

それは「神への信仰」を手に入れて、神の救いと祝福を得ていくことです。

すべての祝福はこの信仰を通して与えられます。

聖書が与えられた目的が次のように書かれています。

また、自分が幼い日から聖書に親しんできたことをも知っているからです。この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。    テモテへの第一の手紙3:15 新共同訳

キリスト・イエスに対する信仰を通じて、神は祝福と救いを与えていきます。彼へ信仰を通して、私たちは直面する危機から救い出され、あらゆる祝福と恵みとを体験していくことができるのです。

信仰をもたらし、成長させる方法

それならば、私たちは信仰をどうやって手に入れればよいのでしょうか。どうすれば、神への信仰を養い、成長させることができるのでしょうか。

神への信仰を植え付け、それを育てていく方法を聖書は次のように教えています。

実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。
ローマ人への手紙10:17 新共同訳

信仰は「聞くこと」から生まれます。「キリストの言葉」を聞く。私たちは神の言葉、神の語りかけをどう聞いていくかその「聞き方」に注意しなければなりません。

「キリストの言葉」とは、「キリストによって救いと祝福を与える」という神の約束の言葉です。このキリストによる救いの言葉、聖書の「約束の言葉」を聞くところから信仰が生まれてきます。

信仰を成長させる聖書の読み方

神の言葉を聞くためには、教会に行くことがとても重要です。

それと共に、信仰を植え付け、それを育てていく聖書の読み方があります。

それは、「聖書を黙想する」ということです。

心の中で、あるいは言葉に出して、神の言葉を繰り返すのです。

黙想の本質はこの「繰り返し」にあります。

聖書の言葉を今の自分に当てはめて、いろいろと思い巡らしていくなかで、良心を通して神の語りかけが響いてきます。

神の言葉を声に出して、ささやき、自分に言い聞かせ、繰り返すなかで、その言葉への信仰と確信とが強くなっていきます。

聖書自身が「聖書を黙想しなさい、そうすればあなたは繁栄する」と教えています。

このカテゴリーでは、聖書とはいったいどのような書物であるか、どのように扱えばよいのかを解説していきます。

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