導きの一歩

羊飼いである神はどのようにわたしの人生を導いてくださるのでしょうか。

それは一歩一歩です。

神の言葉は進むべき道を示し、あなたに次の一歩を教えます。

目次

あなたの道をゆだねよ

あなたが自分の人生を神に導いてもらいたいならば

自分が立案した計画を白紙撤退し、神に主導権を明け渡すことを求められます。

37:5 あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。
37:6 主は、あなたの義を光のように、あなたのさばきを真昼のように輝かされる。
詩編37:5-6 新改訳

あなたが自分の知恵や経験に頼って立てた優れた計画も

神があなたのために用意された計画に比べれば、月とすっぽんです。

あなたは神の前に白紙となって、人生の主導権を神にゆだね、明け渡すべきです。

あなたが神を信頼して、自分の人生を神にゆだねるならば

神はあなたの人生に介入し、その行動を起こされます。

5節の「主が成し遂げてくださる」の原文は「すると、彼は行う」となっています。

あなたが自分の道を主にゆだねる。すると、彼が行動を開始されるのです。

一歩一歩

神の導きは一歩一歩です。

目の前の課題を忠実かつ熱心に取り組んでいくと、神はあなたに次の一歩を示されます。

そのようにして、一歩一歩階段を上っていくように

神の計画は進んでいきます。

37:23 主は人の一歩一歩を定め、御旨にかなう道を備えてくださる。詩編37:23 新共同訳

あなたが自分の人生を白紙委任するならば

神が次の一歩を準備して、その歩みを確かなものとしてくださいます。

23節では「用意する、準備する、強固にする」という語が使われています。

神はあなたの道を大いに喜び、祝福されます。

「み旨にかなう」と訳された語は詩編1:2で「主の教えを喜びとし」と訳された語であり、「大喜び、歓喜」を意味します。

主と共に歩むその道には、主の大いなる喜びと満足とがあります。

歩みを支えるもの

途中でよろめいたり、脱線したりしないように

彼の一歩一歩を支え、着実にしていくもの

それは彼の心にある主の言葉です。

37:30 正しい者の口は知恵を語り、その舌は公義を告げる。
37:31 心に神のみおしえがあり、彼の歩みはよろけない。
詩編37:30-31 新改訳

彼は神の言葉を心に蓄え、それを黙想しています。

そこから次の一歩への知恵をいただいているのです。

30節の知恵を「語り」と訳された語は詩編1:2で「口ずさむ、黙想する」と訳される語です。

心の中で、あるいは口ずさみながら神の言葉を繰り返すなかで、

彼はいろいろなことを思い巡らし、次の一歩に関する神の知恵を聞き取るのです。

その一歩は神が準備したものであるため

その働きは神によって建て上げられて、成し遂げられていきます。

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