祈りとは正式な依頼

祈りとはいったいどのようなものでしょうか。

私たちはどのようにして神の助けを受けることができるのでしょうか。

あなたが今抱え込んでいる問題の解決のために

あなたは、祈りと言う方法を用いて、正式に神に依頼することができます。

目次

公的な依頼

あなたが今抱えている案件をただ一人で思い煩い、心配しているだけでは何も解決しません。

あなたが公的に、言葉に出してその問題を神に依頼する時に

はじめて神が動いてくださり、その問題に介入してくださいます。

祈りとは神への信頼を「言葉に出す」ことによって表明することです。

私はこの案件を、あなたに依頼します。
私はこの問題の解決を求めて、あなたに信頼します。
私はあなたのもとに避難します。あなたの保護のもとに身を避けます。

その信仰、その思いを実際に言葉に出して告白することがとても重要です。

あなたがその信仰を言葉に出して告白する時、その信仰は公的なもの、正式なものとなります。

あなたの抱えている案件を正式に依頼するならば、あなたは神への信仰をきちっと言葉に出して表明しなければなりません。

依頼文書、契約文書を作成する必要はありません。

しかし、正式にその案件を神に依頼したいのであれば

あなたは神への信仰を「祈り」というかたちで

言葉に出して表明しなければならないのです。

信仰の表明

私たちは信仰を通して、神の恵みによって無償で救われていきます。

しかし、その信仰はきちっと言葉に出して表明されなければなりません。

祈りとは「告白による信仰の表明」です。

信仰の法則の第一ステップは「信仰を言葉に出す」ことです。

言葉に出して告白することによって、その人の信仰が公的に確認され、確証されます。

言葉に出して公的に信仰を告白しなければ、神の救いを受け取ることはできません。

10:10 実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。
ローマ人への手紙10:10 新共同訳

公的に表現された信仰の表明、すなわち祈りを通して

人は神の救いと祝福を受け取ることができます。

あなたが祈りという公的な信仰告白によって、その案件を神に依頼する時

神はあなたの告白された信仰に答えて、行動を起こしてくださいます。

神はあなたの信仰の祈りに答えて、その案件に介入されます。

信仰を要求する神

私たちが神に祈り、自分の問題や悩みを神に知らせなければ、神は何もわからないのでしょうか。

なぜ、祈りが必要なのでしょうか。

私の置かれた状況や悩みについて神はご存知ないのでしょうか。

いいえ、神はあなたの心を探り極めており

その思いと悩みのすべてを手に取るように知っておられます。

あなたが何を思い、何に悩み、何を考え、何をしようとしておられるのか

本人でさえ気づいていない隠された意図、動機でさえ、神は知り尽くしておられます。

139:1 主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます。
139:2 あなたこそは私のすわるのも、立つのも知っておられ、私の思いを遠くから読み取られます。
詩編139:1-2 新改訳

神が私の今の状況、私の思い、悩みのすべてをご存知であるならば、なぜ祈りが必要なのでしょうか。

なぜ、言葉に出して自分の悩みを神に打ち明け、知らせる必要があるのでしょうか。

あなたが神への信仰を「祈りによって」示すことを、神は要求しているのです。

信仰のない所では、神は救いを与えることができないのです。

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