様々な困難に直面してどうしていいかわからない人にとってピッタリの聖書箇所を学びましょう。
ここはわたしが大好きな箇所です。
わたしの兄弟たち、いろいろな試練に出会うときは、この上ない喜びと思いなさい。
信仰が試されることで忍耐が生じると、あなたがたは知っています。
あくまでも忍耐しなさい。そうすれば、完全で申し分なく、何一つ欠けたところのない人になります。
ヤコブの手紙1:2-4 新共同訳
試練を喜ぶ
その問題があなたに降りかかってきたことに対して、喜びなさい、神に感謝をささげなさいと聖書は命じます。
あなたは言うかもしれません。
「何でこんな辛いこと、苦しいことについて感謝しなければならないんだ!」
自分の手に負えない問題に直面する時
あなたは、本気で神に頼り、神を求めるようになります。
その苦しみはあなたのうちに神への信仰を産みだし、それを強めていきます。
困難を通して、神はあなたをご自分のもとに引き寄せ、恵みを与えようとしているのです。
聖書は、すべての苦しみを喜び、感謝せよと命じています。
すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
Ⅰテサロニケの手紙5:18 新改訳
忍耐とは
苦しみを通して生み出されるもの、それは「忍耐」です。
忍耐とはいったい何でしょうか。
忍耐とは「信じ続ける力」です。
言葉の意味は「逃げ出さないで、そこに踏みとどまること」です。
神の約束に踏みとどまって信じ続ける力が十分に成長する時、
あなたの信仰は成熟し、盤石となり、無敵となるでしょう。
神の知恵の発動
困難に直面している人に対して、さらに素晴らしい約束が提供されています。
1:5 あなたがたの中に知恵の欠けた人がいるなら、その人は、だれにでも惜しげなく、とがめることなくお与えになる神に願いなさい。そうすればきっと与えられます。
1:6 ただし、少しも疑わずに、信じて願いなさい。疑う人は、風に吹かれて揺れ動く、海の大波のようです。
1:7 そういう人は、主から何かをいただけると思ってはなりません。
1:8 そういうのは、二心のある人で、その歩む道のすべてに安定を欠いた人です。
ヤコブの手紙1:5-8 新改訳
あなたはこの約束に踏みとどまって、神の知恵をいただくことができるのです。
測り知れない英知を持っておられる神が、今の状況に対処するための策をあなたに授けてくださるのです。
「求める者に知恵を与える」と神は確かに約束されました。
あなた個人のために、神の知恵が発動されるのです。
何かワクワクしませんか。
これはすごいことです。
もし、あなたが知恵を求めるならば
あなたのために、特別な神の知恵が発動されます。
その結果、あなたは神の知恵を受け取って、確実に勝利することができるのです。
二心の人
神の知恵を受け取ることに失敗する人がいるとすれば、それは疑う人です。
心が二つに分かれ、ある時は神を信頼し、ある時は神の約束を疑う。
まるで海の波のように不安定です。
しかし、このように明確な約束が語られている場合は、その言葉を少しも疑ってはなりません。
疑う人は神に向かって「あなたはうそつきです。詐欺師です。わたしはあなたの言うことを信じません」と言っているのです。
そんな失礼な人が神から何かをもらえると思いますか。
必要な知恵を勝ち取るまで、神の約束を何度も繰り返してください。
あなたには最高の参謀がついているのです。
神を信頼する時、あなたが負けるはずはないのです。