信頼の歌 詩編23編①

葬儀において良く朗読されるこの詩は

愛する者の死のような深い悲しみ、人生の危機に際して、私たちを支える祝福の言葉に満ちています。

素晴らしい神の約束が結晶した宝石のような輝きを放っています。

目次

祈りの下敷き

私はよく祈りにおいて、詩編23編を下敷きにして神への信頼を告白していきます。

信頼の歌に分類されるこの詩は、讃美歌として礼拝の際、音楽に合わせて告白されました。

詩人は神を羊飼いにたとえて、信頼を言葉に出していきました。

信仰の世界においては、神への信頼を実際に「言葉に出して言う」ことがとても重要です。

最近、わたしは1節の英訳が大変気に入っており、祈りの際に毎回告白しています。

The LORD is my shepherd; I have everything I need. TEV

わたしが必要としているすべてのものを、わたしは今持っています。

わたしは何の欠乏もありません。神の意志を行うために必要なすべてのものは、羊飼いである神によって豊かに供給されています。

これは神の言葉なので、この言葉を信じて告白していくならば、それは現実となっていくのです。

詩編23編を下敷きにして、あなたの羊飼いなる神への信頼を言葉に出して告白していきましょう。

休息タイム

神は私たちの心とからだに十分な休息を与え、食べ物と飲み物を与えてくださいます。

心身ともにリフレッシュして、活力を回復させてくださると約束しています。

この約束を信じて祈っていく時に、神との交流はあなたにとって休息タイム、活力を回復させるリフレッシュタイムとなっていくでしょう。

信仰生活において休息、安息はとても重要です。

それは回復の時であり、リクリエーションすなわち創造の時です。

それは神の言葉を聞くところから起こってきます。

荒野において天からマナが毎日降ってきたように

神のかたりかけは毎日神から届けられます。

その時々に必要な恵み、霊的食物を与えて私たちを生き返らせていきます。

23:2 主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
23:3 主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます
詩編23:2-3 新改訳

羊飼いの仕事

羊飼いの仕事は何でしょうか。

羊を正しい道に導くことです。

羊を牧草の地、水のある地に案内することです。

羊は近眼なので、羊飼いが先頭になって案内しないと、すぐに道に迷ってしまうのです。

「これから先、いったいどうしたらいいのだろうか」

正しい道がどれかわからないで困っている人がいるでしょうか。

その人は3節の約束の言葉を繰り返して告白していけば大丈夫です。

御名のために、私を義の道に導かれます 詩編23:3b 新改訳

神の言葉を信じて繰り返し言っていくならば、あなたの言ったとおりになっていきます。

「義の道」とは何でしょうか。

それは、神があなたのために用意した道であり、主の意志にかなった道です。

主はあなたの道を喜ばれ、祝福されます。

あなたの一歩一歩を主は備え、その歩みを確かなものとしてくださいます。

人の歩みは主によって確かにされる。主はその人の道を喜ばれる。詩編37:23 新改訳

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